無宗教(自由葬)ってどんなお葬式?〜お経がなくても、心を込めたお別れを〜
最近、「無宗教のお葬式をしたい」「自由葬って聞いたけど、どういうこと?」といったご相談が増えてきました。
特に、ご家族やご本人が「宗教にとらわれずに見送りたい」と考えることも多くなってきたようです。
そこで今回は、「無宗教のお葬式」について、分かりやすくご紹介いたします。
無宗教だと、お葬式はしないの?
無宗教=お葬式をしない、というわけではありません。
「無宗教葬」や「自由葬」と呼ばれるお別れのかたちは、宗教的な儀式(例えばお経など)を行わず、故人やご遺族の思いを大切にした“心のこもったお別れの時間”です。
たとえば——
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故人の好きだった音楽を流す
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思い出の写真を飾る
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家族や友人が一言ずつメッセージを伝える
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お花を手向けて静かにお見送りする
など、内容はとても自由です。
宗教的な儀式がないと、供養にならない?
「お経がないと成仏できないんじゃないか?」「供養って何をすればいいの?」と不安に思う方もいらっしゃいます。
でも、大切なのは“どれだけ心を込めて見送るか”です。
供養とは、形式よりも「気持ち」が一番大切だと私たちは考えています。
ご家族やご友人が集まり、思いを伝え、感謝の気持ちで送り出す。
それこそが、かけがえのない供養になるのではないでしょうか。
無宗教葬ってどんな流れ?
式の内容は本当に自由ですが、よく行われる一例をご紹介します。
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開式のあいさつ
司会者やご家族が、簡単なあいさつで始まりを告げます。 -
故人との思い出を振り返る
写真やスライドを使って人生を振り返ったり、ご家族が言葉を贈ったりします。 -
献花(けんか)
一人ずつ、花を手向けて最後のお別れをします。 -
閉式・見送り
ゆっくりと故人を送り出します。
もちろん、この流れにとらわれる必要はありません。音楽の演奏や手紙の朗読など、その方らしい時間を過ごすことができます。
どんな人に選ばれているの?
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宗教的な習慣にこだわらず、シンプルなお別れを望む方
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故人が「お経は要らない」と話していたご家族
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温かくて、思い出を大切にした式をしたい方
など、年齢やご事情に関係なく、さまざまな方が自由葬を選ばれています。
最後に
「無宗教葬」と聞くと、少しイメージがわきにくいかもしれません。
でも実際には、形式にとらわれず“その人らしさ”を大切にした、とてもあたたかいお別れのかたちです。
大切なのは、宗教の有無ではなく、「どう送りたいか」「どんな気持ちで見送るか」。
ご家族の想いを形にするお手伝いができればと思っています。
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