最近の葬儀って、昔とずいぶん変わったと思いませんか?
ひと昔前まで、「お葬式」って言ったら親戚もご近所さんもみんな来て、お寺さんにお経をあげてもらって…っていうのが当たり前の流れでしたよね。けれど今は、ほんとにいろんなスタイルがあるし、人それぞれの考え方が大事にされるようになってきたなぁと感じます。
たとえば家族葬。
今ではすっかり定番になりましたけど、少し前までは「家族だけでやるなんて、ちょっと変わってる?」なんて言われることもありました。でも実際にやってみると、気を使わずにゆっくりと故人と向き合える時間がとれて、「これでよかった」と感じる方がすごく多いんです。大げさなことはしなくても、ちゃんと想いを込められる、そういう形を選ぶ人が増えています。
それから、最近は「お葬式って、どうやって決めるの?」という相談もよくいただきます。昔みたいに「○○さんの紹介で…」みたいな流れよりも、今はスマホで調べて、いくつかの葬儀社を比較してから決める人がほとんど。なかには「口コミをしっかり読み込みました」なんて方もいらっしゃって。
さらに最近だと、YouTubeやSNSで「家族葬の流れ」とか「葬儀の費用はどれくらい?」って情報を探して、しっかり知識を持ってから来られる方も多いんですよね。なんというか…準備がスマートなんです。
あとは、お墓についての考え方も、ずいぶん変わりました。
「墓守をしてくれる人がいないから」「子どもに負担をかけたくないから」と、お墓を持たない選択をする方も増えています。代わりに、樹木葬や永代供養を希望される方が多くて、なかには「海にまいてほしい」なんて散骨を希望されることも。こういう“自然に還る”という選択も、今の時代らしいなぁと思います。
そしてもうひとつ、最近とくに感じるのが宗教観の変化です。
「うちは特定の宗教がないので、無宗教でお願いしたいんです」とか、「親は信心深かったけど、自分はそこまでじゃないから」なんて声、よく耳にします。もちろんお坊さんを呼んでお経をあげていただくのも大切な儀式ですが、それが“絶対”じゃなくなってきたんですよね。
代わりに、音楽を流して思い出の写真を眺めたり、「ありがとう」をちゃんと伝える時間を大事にしたり。また故人が好きだった沢山のお花を飾ってのお別れの仕方も、すごく心に残るものです。
結局のところ、大事なのは「どう送るか」よりも「どう想って見送るか」なのかな、と思います。
形式やしきたりに縛られすぎず、「その人らしさ」や「自分たちらしさ」を大切にできる葬儀。そんな自由であたたかい見送りが、これからもっと増えていくんじゃないかなって感じています。
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